ビザールギターについて

先月ギターマガジンもビザールギター特集という事で改めてビザールギターについて書きます。

もうご存知の方も多いかもしれませんが、
まずビザールとは何か?という話で「bizzare」というのが 奇怪な、異様な、信じられないという意味で、
先月のギターマガジンにもインタビューがありましたがギターマガジンの編集者の野口氏が作った造語のようで、

(詳しくは2016年9月号を!)
http://www.rittor-music.co.jp/magazine/gm/16111005.html

定義は色々あるとおもいますが、共通の認識としてはちょっと変わったレトロ感のあるギターだと思っていただければ大丈夫です。
また、比較的近年作られた言葉にも関わらずバンドマン、ギター愛好家等のほとんどに浸透しているのが凄いところです。

個人的にビザールギターといえばVOXのファントムだったりティアドロップだったり、グヤトーンとテスコ等の垢抜けない形に大量のスイッチが着いたものB級、C級なギターをイメージしています。
またビザールギターを使っているプレイヤーでイメージするのは今では元東京事変、浮雲氏だったり海外だとジョンスペンサーのフジゲンのイメージです。

肝心のサウンドはどれも良くも悪くも強烈で、エレキギター創世記の完成されてないパーツ、木材の影響で非常にアクのある音で今現在だとガレージ、オルタナ系な音楽には合うような音といえば聞こえが良いのですが(笑)クリーンはペケペケ、チョリーン、歪ませるとドグシャー、ブバーといったサウンドで大変扱い難い個性的な音です。img_8351
それ故に色々な時代の個性的なミュージシャンに愛されるギターでもあると思っています。

そんなビザールギターの魅力を広めていけたらと思い、ビザールギター専門店「Bridge guitars」を始めました。

まだまだ種類、本数は少ないのですが少しずつ色々なギターを仕入れて行くので是非お気軽にお立ち寄り下さい。
冷やかしでも、試奏だけでも大歓迎です。
平日でも問い合わせ頂ければお店を開けますのでお気軽にどうぞ。

http://bridge-guitars.jp/contact

次回はより専門的にビザールギターについての記事を書いて行くのでよろしくお願いします。