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ビザールギターの音と造り ②ブリッジについて
前回は沢山の反響頂きありがとうございました。
ありがたい限りです。
今回はフレットに引き続きビザールギターのブリッジについて感じた事や問題点や、使いやすくしていく方法などを記載していけたらと思っています。
今回はブリッジ編という事で広い意味で書きはじめるとキリがないので主にビザールギターのブリッジにありがちな音程面や弾き心地について触れて行こうとおもいます。
ビザールギターには様々なブリッジがついています。
オクターブ調整、高さ調整に関して考えられていないものから出来るものまで様々な物があります。
今手元にある物だとバータイプ、プラスチックで3弦を巻弦にする事で合う物、グレッチを意識したローラータイプ、ジャズマスターを意識した溝がついてる物等様々ですが、ビザールギターが弾き辛いと感じてしまう要因は前の記事でもあげましたが、ブリッジにもあると感じています。
一般的には指板のRとブリッジのRを合わせてあげるのがセオリーですが、
ビザールギターはちぐはぐな物が多く存在します。
例を挙げると、
(もちろん例外も多数あります。)
グヤトーンの出回っているLG-50〜145Tの多くは指板は7 1/4 Rに対してブリッジRはフラットに近く、
逆にテスコなどでは、
指板はフラットに近いですがそれに対するブリッジは7 1/4〜9 Rの物が多いです。
これらのちぐはぐな事が弦高が下げにくい状況を作り1,2,5,6弦だけが高かったり、逆に3,4弦が高い事から弾きづらさが生まれるとも考えられます。
ですが、これらの問題もブリッジを削り直し、切り直ししたり、フレット交換の際にブリッジRに合わせて指板調整でR変更をしてあげれば弾き心地がかなり向上して、通常の現行のエレキギターのに近づきます。
また音程面では特に問題があると感じているのは、バータイプとローラータイプの物です。
オクターブ調整出来ないうえ、この二つのタイプに限らず、そもそもオクターブという概念を無視された場所にで固定されてる物が多いです。
この販売中のFeeverのフルアコもオクターブの位置が合わない場所にブリッジがマウントされていましたのでマウントし直しています。
これらは昔の資料にも掲載されていますが見た目が格好良いという観点からブリッジ位置が決められているようです。
ですがソリッドに良くあるネジだけで固定されている物に関していえばネジを外して、斜めにマウントし直す事である程度オクターブが合うように出来るのでオクターブが合わないと困っている方は是非一度お試し下さい。
また箱物でグレッチを意識したようなローラータイプの物は基本的にアンカーが打ち込まれておりこれも多少大がかりでは上の写真のようにアンカーを打ちなおしマウントする事である程度オクターブが合うようにできます。
これらのオクターブ調整が出来ない物に関していえば、ハイフレットを使ったり、音程をしっかりしたい場合は個人的にはブリッジ交換をお勧めします。
ソリッドは穴あけなどの比較的大掛かりな加工が必要ですが、
箱物ですとで多少の加工でアーチトップ用の木製の土台にチューンオーマチックが載っている物等に比較的簡単に交換が出来るので良いかもしれません。
またシビアに音程感を求める場合等はブリッジ交換に伴いフレット交換(指板調整R変更)も個人的にお勧めします。
ここまで手を加えると状態が悪く音もよくない個体のビザールギターでも、ある程度、弾きやすさもサウンドもかなり向上するので、実戦的に使えるようになります。
そういった調整、パーツ交換も当店で行っておりますので興味のある方は是非お気軽にご相談下さい。
次回はフレット、ブリッジに続き、弦に触れる部分のナットやペグについて書いていけたらと思っています。
よろしくお願いします。
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